このページでは、タプフローのダイヤフラムポンプを紹介しています。防爆(ATEX)認証ポンプをはじめとするさまざまな製品の特徴や実績を見ていきましょう。

取り扱っているすべての金属製ポンプについて、ATEX防爆対応が可能です。構成しているのは、導電性ダイアフラム、センターブロック部位と接地端子です。化学分野では、酸、アルカリ、アルコール、溶剤、ラテックス、エマルジョンなどに使えます。ほかにも、ワークショップや印刷、工業、建設、窯業など、幅広い用途があります。
タプフローの金属製ポンプシリーズでは、アルミニウム製、PTFE被膜製、鋳鉄製、そしてステンレス製の4種類を展開しています。独創的かつ無駄のないデザイン設計により、部品点数の削減を実現しています。
金属製のダイヤフラムポンプの製品展開が豊富で、かつ、全て防爆対応が可能です。1970年からポンプ製造に携わってきたタプフロー社の、強みのひとつだといえます。

T50は1/2インチ接続で最大60 L/min・8 barを実現する中型エア駆動ダイヤフラムポンプです。ソリッドPEまたはPTFEブロックのシールレス構造が高い耐薬品性と機械強度を両立し、発塵の少ない溶着ボディは半導体薬液搬送にも適合します。独自エアバルブとLEAP技術オプションが起動圧を低減し省エネ運転をサポートします。自吸高さ2.5 m(ドライ)を確保し、工具不要クランプによりダイヤフラム交換は数分で完了します。
| 接続口径 | 1/2″ NPT/BSPT |
|---|---|
| 最大吐出流量 | 60 L/min |
| 最高吐出圧力 | 0.8 MPa |
| 供給エアー圧力 | ~0.8 MPa |
| 供給エアー消費量 | 記載なし |
| ダイアフラム液温範囲 | ~100 °C(PTFE) |
| ケーシング材質 | PE/PTFE |
| 主要ダイアフラム材質 | PTFE |

T100は1インチ接続で最大125 L/min・8 barを搬送するハイパフォーマンス機種です。固形物通過径6 mmを確保し、粘性スラリーや研磨剤入り液でも安定稼働します。ATEX対応のTX100を選択すればZone 1防爆環境でも安全に使用でき、低温現場での氷結停止を抑えるATDエアバルブが信頼性を高めます。重量10 kgと軽量で移設も容易、メンテナンスは4本のボルトを外すだけでダイヤフラム交換が可能です。
| 接続口径 | 1″ DIN/ANSI |
|---|---|
| 最大吐出流量 | 125 L/min |
| 最高吐出圧力 | 0.8 MPa |
| 供給エアー圧力 | ~0.8 MPa |
| 供給エアー消費量 | 記載なし |
| ダイアフラム液温範囲 | ~100 °C(PTFE) |
| ケーシング材質 | PE/PTFE |
| 主要ダイアフラム材質 | PTFE/EPDM |
PTFE製ダイアフラムを使ったフランジ付きポンプに、ウェッティングシステムを取り付けた事例です。濃度不明の廃硫酸およびリン酸の混合液を移送するために、耐薬品性材料で作られた小型容器を用いて、充分な吸込高さを得ることに成功しました。
医薬用のT220メタルダイヤフラムポンプが、製薬業界の最終顧客を対象とする産業用台車に搭載されています。CIPシステムから、残留している洗浄液を除去する際に役立ちます。シンプルな設計により、部品点数を削減した製品です。

電動ダイアフラムポンプは、従来のエアー駆動ダイヤフラムポンプ(AODD)の構造をベースに、駆動方式を電動化したタイプのポンプです。アー源を必要としないため、設置環境の制約が少なく、電源のみで使用できる点が特長です。
送液方式はダブルダイヤフラム構造を採用しており、摩耗性のあるスラリーや化学薬品など、扱いの難しい流体でも比較的やさしく移送できます。自吸式でシールレス構造のため、液漏れリスクを抑えつつ、ドライ運転にも対応できる設計です。
接液部には、アルミニウムやステンレス鋼、PE・PTFEといった樹脂材質が用意されており、用途や流体の性質に応じて選定できます。ダイヤフラムやボール部にはPTFE系やゴム系材料が採用され、耐薬品性や耐久性にも配慮されています。
エアー駆動ダイアフラムポンプは、圧縮エアーを動力源としてダイアフラムを往復運動させ、液体を移送するポンプです。2枚のダイアフラムが交互に押し引きされることで吸込と吐出を繰り返し、シンプルな構造ながら自吸性に優れ、安定した送液が可能です。
駆動部と接液部が分離されたシールレス構造のため、液漏れのリスクが低く、薬液やスラリーなど幅広い流体に対応できます。材質は用途に応じて複数の選択肢が用意されており、耐薬品性や耐久性を重視する現場から、衛生性が求められる用途まで、幅広い分野で使用されています。

プラスチック(PE&PTFE)シリーズは、耐薬品性と扱いやすさを重視したエアー駆動ダイアフラムポンプです。化学薬品や粘性液体、固形物を含むスラリーなど、性状の異なる流体の移送に幅広く対応可能。化学、食品、水処理、表面処理、印刷・塗料分野など、幅広い分野で使用されているシリーズです。
ポリエチレン(PE)製モデルには、高密度ポリエチレンが採用されており、摩耗に強く、研磨性のあるスラリーや薬液の移送に適しています。酸性・アルカリ性の液体にも対応可能で、一般的な化学用途や水処理分野などで使われるケースが多いシリーズです。
フッ素樹脂(PTFE)製モデルは、より高い耐薬品性を求める用途に向いています。強い腐食性を持つ薬品や高温条件下での使用にも配慮された構造となっており、化学工業や表面処理工程など、材料への影響を最小限に抑えたい現場で選ばれています。

メタルシリーズポンプは、堅牢性と汎用性を重視したエアー駆動ダイアフラムポンプです。コンパクトでシンプルな構造に加え、金属製ならではの安定感があり、一般産業用途を中心に幅広く使われています。
本体材質は、アルミニウム、鋳鉄、ステンレス鋼などから選択でき、移送する液体の性質や使用環境に応じた使い分けが可能です。アルミニウム製および鋳鉄製モデルは、中性液体や固形物・研磨成分を含む流体の移送に適しており、工場設備や塗装工程、排水処理など多くの現場で採用されています。
ステンレス製モデルには、耐食性と機械的強度を兼ね備えたAISI316ステンレスが用いられています。精度の高い鋳造によって成形されたポンプハウジングは、化学薬品への耐性を持ち、酸やアルカリなどを扱う用途にも対応しやすい構造です。接液部と駆動部が分離された設計により、安定した運転と保守性にも配慮されています。

サニタリーシリーズは、食品・飲料・医薬品・化粧品といった衛生管理が重視される分野向けに設計されたエアー駆動ダイアフラムポンプです。接液部にはAISI316Lステンレスが使用され、表面は電解研磨によって滑らかに仕上げられており、汚れや微生物が残りにくい構造となっています。
ボールチェックバルブを含む接液部はを目視しやすいデザインが採用されており、洗浄や点検作業がしやすい点が特長です。エアー駆動部はオイルフリー構造となっており、製品や周囲環境への油汚染リスクを抑えています。
洗浄性の面では、ポンプを回転させて残液を排出できる構造や、CIP・SIPに対応した仕様が用意されており、作業後の洗浄や滅菌工程を効率化しやすくなっています。表面仕上げの粗さも用途に応じて選択でき、求められる清浄度レベルに合わせた運用が可能です。

アセプティックEHEDGシリーズは、無菌性や洗浄性が特に重視される製薬・バイオテクノロジー・食品分野向けに設計されたエアー駆動ダイアフラムポンプです。欧州の衛生設計基準であるEHEDGの認証を取得しており、衛生管理レベルの高い生産環境での使用を想定したシリーズといえます。
ポンプの接液部にはAISI316Lステンレスが使用され、電解研磨によって滑らかな表面仕上げが施されています。構造面では、液体が滞留しやすい水平部を極力排除した設計となっており、洗浄後に細菌が残りにくい点が特徴です。CIPやSIPによる洗浄・滅菌工程にも対応し、日常的な衛生管理を行いやすい構造となっています。
ダイヤフラムやシール部には、FDAおよびUSPクラスVIに準拠した材料が用いられており、医療・食品用途で求められる安全性にも配慮されています。また、回転機構を持たないダイヤフラム方式のため、液漏れリスクを抑えつつ、ドライ運転や先止め運転が可能な点も運用面でのメリットです。

TCシリーズは、エアー駆動ダイアフラムポンプの消費エネルギー低減を目的として開発されたシリーズです。独自の制御技術により、従来のエアー駆動ポンプで発生しやすかった内部損失や摩擦を抑え、より低い作動空気圧での運転を可能にしています。
ポンプ内部では、ダイヤフラムシャフトの位置を間接的に検知し、その動きに合わせてエアー供給を自動制御する仕組みを採用。これにより、無駄なエアー消費を抑えつつ、安定した送液動作を維持しやすい構造となっています。
エアーバルブの交換作業が比較的簡単に行える構造となっており、保守時間の短縮や運転停止時間の低減にもつながります。省エネルギー性だけでなく、運転管理やメンテナンス性を重視する現場に向いたダイヤフラムポンプシリーズといえるでしょう。

TFシリーズは、フィルタープレス用途に特化したエアー駆動ダイアフラムポンプユニットです。
ポンプには圧力調整機構が組み込まれており、スラリー液をプレス機へ安定して送り込むことが可能です。さらに、内蔵された圧力ブースターを使用することで、供給するエアー圧に対して高い吐出圧を得られる構造となっており、ろ過工程の条件に合わせた運転がしやすい設計です。
基本構成は標準のエアー駆動ダイアフラムポンプをベースとしており、接液部材質はPEやPTFEなどの樹脂製、または金属製から選択できます。移送液の性質や使用環境に応じて材質を選べるため、汚泥処理や化学スラリーなど、さまざまな用途に対応可能。ドライ運転や自吸運転が可能な点に加え、部品点数を抑えたシンプルな構造により、保守性にも配慮されています。

TPシリーズは、粉体の移送に対応したエアー駆動ダイアフラムポンプです。粉体を密閉された状態で移送できる構造となっており、作業環境への飛散や異物混入のリスクを抑えたい場面での使用が想定されています。
移送できる粉体は、かさ密度や粒径などの条件によって異なりますが、乾燥状態で流動性のある粉体が主な対象となります。手で握っても固まりにくい性質の材料であれば適用しやすく、カーボンブラックや樹脂粉末などの移送例が挙げられています。
装置は比較的コンパクトで、据え置きだけでなく移動しながらの運用にも配慮された設計です。複雑で大規模な粉体搬送システムと同様の作業を、シンプルな構成で行える点が特徴で、工業用粉体だけでなく、食品分野向けのサニタリー仕様も用意されています。
ポンプ内部は、粉体の詰まりを抑えるための空気誘導機構が採用されており、起動時や運転中のトラブル低減に配慮されています。

5UVIシリーズは、製薬・バイオテクノロジー分野で求められる高い衛生基準に対応したエアー駆動ダイアフラムポンプです。医療・バイオ関連分野で実績のあるサプライヤーとの協力によって開発されており、衛生性や安全性に対する要求が高い環境での運用を前提としています。
接液部にはPTFEやPPといった材料が使用されており、これらの部品はUSPクラスVIの認証を取得しています。移送液との反応や汚染を抑えやすい材質構成となっているため、製薬工程やバイオプロセスで扱われるデリケートな液体の移送にも配慮された設計です。
ポンプ本体は部品点数を極力抑えたシンプルな構造となっており、ハウジングはわずかな構成部品で組み立てられています。このため、分解や点検がしやすく、メンテナンス作業の負担を軽減しやすい点が特長です。
内面は滑らかな表面仕上げが施されており、洗浄性や衛生管理のしやすさにも配慮されています。サニタリー用途に求められる基本的な要件を備えつつ、扱いやすさと信頼性のバランスを重視したシリーズといえるでしょう。
| 社名 | 【英文社名】Tapflo Japan K.K. (日本支社:タプフロー株式会社) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区白河3-3-2 |
| 営業時間・定休日 | 公式HPに記載なし |
| 電話番号 | 03-6240-3510 |
| 公式HP | https://www.tapflo.co.jp/ |
Tapfloのエア駆動ダイヤフラムポンプはソリッドブロック構造による高耐薬品性と軽量性が特長で、PE/PTFE樹脂だけでなくアルミやSUSの金属モデルもそろえます。独自LEAP技術で起動圧を下げ、省エネルギーとメンテナンス性を両立しています。
ダイヤフラムポンプは防爆エリア・半導体製造・医薬・研究など目的ごとに最適機種が異なるため、流量・圧力・材質を比較しながら選定することが重要です。ページ下部の「海外メーカー3製品」の比較も参考に、用途別に最適なダイヤフラムポンプを検討してみてください。
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/wilden/)
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/almatec-futur/)
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/quattroflow/)
ジャパンマシナリー
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