ここでは、ダイヤフラムポンプを取り扱う「IBS」について、特徴や実績・事例などをまとめています。

IBSは1997年の創業以来、25年以上にわたって社会インフラを支えているポンプ・バルブ・ガス発生装置メーカーです。もともとは流体制御機器の輸入商社であり、現在も自社製品だけでなくさまざまなメーカーの製品を取り扱っています。
同社では、クライアントニーズに合わせて担当者が細かい仕様などを提案し、決定した仕様をもとに詳細設計を作成。トータルエンジニアリングサービスを行っているので、さまざまなニーズに対応してもらえます。
AC汎用型・DC汎用型・AC/DC高温型・AC防爆型・AC/DC液体仕様など、特徴の異なるさまざまなダイヤフラムポンプを用意しています。種類が非常に多いため、クライアントの要望をヒアリングしたうえで適切なものを提案しているのがポイントです。既製品では要望を満たせない場合は、改修・カスタマイズにも対応しています。
また、安全かつ正常な稼働を実現するには、メンテナンスが欠かせません。そのため、IBSでは定期メンテナンスをはじめとしたアフターフォローも担当しています。
自社製品はもちろん、他社の製品も扱っているIBS。製造分野だけでなく他社製品も含めたトータルプロデュースを実施しているため、すでに導入している製品と新しいダイヤフラムポンプを組み合わせて使いたいと考えている企業におすすめです。

FD-2 は AC100 V 電源で駆動する小型エアダイヤフラムポンプです。呼び水不要の自吸構造がタンク残液を効率よく回収し、シールレス設計により漏えいリスクを低減します。工具レスのクランプ構造は分解洗浄を短時間で行え、薬液から廃液まで幅広い現場で活躍します。吸込・吐出口は 3/8″ ネジ接続を採用し、装置組込みが容易です。
| 接続口径 | 記載なし |
|---|---|
| 最大吐出流量 | 記載なし |
| 最高吐出圧力 | 記載なし |
| 供給エアー圧力 | 記載なし |
| 供給エアー消費量 | 記載なし |
| ダイアフラム液温範囲 | 記載なし |
| ケーシング材質 | 記載なし |
| 主要ダイアフラム材質 | 記載なし |

FD-2DC は DC24 V 駆動の汎用モデルで、モーター電源が確保しづらい屋外装置にも対応します。AC 型と同じ自吸・空運転許容構造を備え、薬液移送や排水処理など電源条件が限定される現場で評価されています。ネジ接続の標準ポートは配管方向を自由に選べ、メンテナンス性にも優れています。
| 接続口径 | 記載なし |
|---|---|
| 最大吐出流量 | 記載なし |
| 最高吐出圧力 | 記載なし |
| 供給エアー圧力 | 記載なし |
| 供給エアー消費量 | 記載なし |
| ダイアフラム液温範囲 | 記載なし |
| ケーシング材質 | 記載なし |
| 主要ダイアフラム材質 | 記載なし |
公式HPに事例の記載がありませんでした。

FD-5シリーズは、中速域の流量(5.0〜8.0L/min)に対応した小型ダイヤフラムポンプです。標準仕様において接液部の耐食性を重視した構成となっており、腐食性ガスの移送や分析用途を想定した設計がなされています。
AC電源モデル(FD-5)とDC電源モデル(FD-5DC)では、駆動方式の違いにより性能特性が異なります。ACモデルは安定した5.0L/minの流量を提供し、据付型の装置などで標準的な電源を利用する場合に適しています。
一方、DCモデルはブラシレスモータを搭載しており、最大吐出流量が8.0L/minと高く、モータの回転数を制御することで流量の調整が可能です。また、DCモデルにはアラーム出力機能も標準装備されており、システムへの組み込み時の信頼性向上に寄与します。

FD-15(AC電源仕様)およびFD-15DC(DC電源仕様)は、最大吐出流量15.0L/minの性能を持つダイヤフラムポンプです。最大吐出圧力が200.0kPaG、到達真空度が-70.0kPaGと、同社の小型ポンプラインナップの中でも比較的高い圧力・真空性能を備えており、高い気密性が求められるガスの昇圧や循環用途にも適したモデルです。
AC100Vで動作する「FD-15」に対し、DC24V仕様の「FD-15DC」はブラシレスモータを搭載。可変速運転やアラーム出力などの制御機能を標準装備しており、外部信号(DC0~5VやPWM)による流量コントロールが可能です。
接ガス部には、耐食性に優れたステンレス(SUS304)を標準採用。ダイヤフラムやOリングの材質はEPDMが標準ですが、用途に合わせてFKMやPTFE仕様への変更も可能です。

FD-2HTは、小型汎用モデル「FD-2」シリーズをベースに、最高150℃までの高温ガスの移送・吸引に対応させた耐熱仕様のダイヤフラムポンプです。分析装置における高温サンプリングや、熱を持った排ガスの移送など、通常のゴム材質では対応が難しい温度領域での使用を想定して設計されています。
標準の駆動方式にはDCブラシレスモータ(DC24Vまたは12V)が採用。また、設備側の電源事情に合わせてAC100Vモータへの変更もオプションで対応できます。
接ガス部の材質は、ポンプヘッドやチューブにステンレス(SUS304)を使用し、ダイヤフラムやバルブにはフッ素樹脂(PTFE)系を採用。さらに、高温下でのシール性を確保するために、Oリングには耐熱・耐薬品性に優れたパーフロロエラストマー(Kalrez®)を標準採用しています。

FD-6HTおよびFD-10HTは、最高180℃までの高温ガスの移送に対応したAC駆動のダイヤフラムポンプです。FD-2HTよりもさらに高温域に対応しており、燃焼排ガスのサンプリングや加熱プロセスを経たガスの循環など、一般的な樹脂部品では対応が困難な高温環境下での使用に適しています。
流量と圧力性能の異なる2モデルが展開されており、「FD-6HT」は最大流量6.0L/min・吐出圧力60.0kPaG、「FD-10HT」は最大流量10.0L/min・吐出圧力100.0kPaGのスペックを持ちます。
接ガス部は、ステンレス(SUS304)製のポンプヘッドに加え、ダイヤフラムとバルブにはPTFE(フッ素樹脂)、OリングにはFEP(フッ化エチレンプロピレン)を採用。これにより、高温耐久性だけでなく、腐食性ガスに対する耐性も確保されています。

FD-10DCHTは、最高180℃の高温ガス移送に対応した、DC24V駆動のダイヤフラムポンプです。AC駆動の同等モデル(FD-10HT)と同じく、耐熱性と耐食性に優れた設計でありながら、DCブラシレスモータを搭載することで高度な制御機能を備えています。
大きな特徴は、外部信号(DC0~5VやPWM制御)による可変速運転が可能な点です。プロセスや分析の状況に合わせて流量を柔軟に調整できるほか、異常時に信号を出すアラーム出力機能も搭載しており、自動化されたシステムや装置への組み込みに適しています。
接ガス部の構成はAC高温型と同様に、ステンレス(SUS304)製のヘッド、PTFE製のダイヤフラムとバルブ、FEP製のOリングを採用。高温の腐食性ガスが流れる環境でも、高い気密性と耐久性を維持できます。

FD-5XPは、耐圧防爆構造(d2G4)に準拠したAC駆動のダイヤフラムポンプです。石油化学プラントや化学工場など、引火性のガスや蒸気が発生する恐れがある「防爆エリア」でのサンプリングやガス移送を用途としています。
最大吐出流量は5.0L/min(60Hz時)で、汎用モデルのFD-5と同等の基本性能を維持しつつ、安全性を高めたモデルです。一般的に防爆仕様のポンプはモータ部が大型・重量化しやすい傾向にありますが、本製品は重量5.7kgと、比較的コンパクトに設計されており、装置への組み込みや設置スペースの制約がある現場でも扱いやすい仕様です。
接ガス部の材質は、ポンプヘッドやチューブにステンレス(SUS304)、ダイヤフラムやバルブにはフッ素樹脂(PTFE)やフッ素ゴム(FKM)を採用しており、腐食性ガスの吸引にも対応可能です。

FD-15XPは、耐圧防爆構造(d2G4)に準拠した、最大吐出流量15.0L/minのダイヤフラムポンプです。同社の防爆モデル「FD-5XP」と比較して、流量だけでなく吐出圧力性能が大幅に強化されており、最大200.0kPaGまでの加圧が可能。この高い圧力特性により、防爆エリア内でのガスの昇圧送気や、抵抗の大きい配管経路での循環用途に適しています。
接ガス部の標準材質は、ポンプヘッドにステンレス(SUS304)、ダイヤフラムとOリングにEPDM、バルブにPTFEを採用しています。使用するガスの種類に応じて、接ガスゴム材質をFKMやPTFEコーティング仕様に変更することも可能で、化学プラントや分析ラインなど、多様な現場でのニーズに対応します。

FD-2N(AC電源仕様)およびFD-2NDC(DC電源仕様)は、標準モデルであるFD-2シリーズの基本性能(流量2.0L/min)を維持しつつ、接ガス材質の変更によって軽量化とコストパフォーマンスを重視したエコノミーモデルです。
標準モデルがステンレス(SUS304)製のポンプヘッドを採用しているのに対し、本モデルでは強化ナイロン樹脂(66ナイロン)とアルミニウム管を採用。耐食性がそこまで求められない空気や不活性ガスの移送、装置内への組み込み用途において合理的な選択肢となります。
廉価版という位置づけですが、DCモデルにはブラシレスモータを標準搭載しており、摩耗部品の交換頻度を抑えた長寿命な設計となっています。また、オプションで液体移送仕様(FD-2NL/FD-2NDCL)への変更も可能です。

FDL-10およびFDL-20は、液体の移送に特化したダイヤフラムポンプです。最大吐出流量はFDL-10が12.0L/min、FDL-20が20.0L/minとなっており、用途に合わせて選択できます。
大きな特長は、最大400.0kPaGという高い吐出圧力です。これにより、フィルターを通すラインや配管抵抗の大きい環境でも力強い送液が可能。また、自吸式(吸込揚程3m)のため、ポンプをタンクより高い位置に設置し、上から吸い上げるレイアウトにも対応します。設計面では、ダイヤフラムポンプ特有の脈動や振動、騒音を低減する工夫が施されています。
標準の駆動源にはDCブラシレスモータ(DC24V)を採用しており、外部信号(DC0~5VやPWM)による可変速運転や、異常時のアラーム出力が可能です。接液部にはPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)と熱可塑性エラストマーを使用し、耐食性と耐久性を両立しています

FD-2DCLは、最大吐出流量0.5L/minという微少流量域に対応した、DC24V駆動の小型液体ポンプです。産業用インクジェットプリンタのインク供給や、各種洗浄液の滴下など、腐食性のある液体を少量ずつ正確に移送する用途に適しています。
駆動部にはブラシレスモータを標準搭載しており、外部アナログ信号(DC0~5V)を入力することで回転数を制御し、流量を可変させることが可能です。これにより、プロセスの変動に合わせた柔軟な液送制御を実現します。
接液部の材質構成は、ポンプヘッドやチューブにステンレス(SUS304)、ダイヤフラムやバルブにはフッ素樹脂(PTFE)やフッ素ゴム(FKM)を採用しており、一般的なゴム材質では劣化しやすい化学薬品に対しても高い耐性を発揮します。

FD-5L(AC電源仕様)およびFD-5DCL(DC電源仕様)は、気体用ポンプ「FD-5」シリーズのサイズ感をベースに設計された、液体移送用のダイヤフラムポンプです。最大吐出流量は1.2L/minクラスで、産業用プリンタのインク循環や、各種装置への洗浄液供給など、腐食性のある薬液移送を主な用途としています。
AC100Vで動作するFD-5Lに対し、DC24V仕様のFD-5DCLは、DCブラシレスモータを搭載することで機能面が強化されています。FD-5DCLは外部信号による流量制御(可変速運転)やアラーム出力に対応しているほか、吐出圧力も100.0kPaGと、ACモデル(60.0kPaG)に比べて高圧な移送が可能です。
接液部は、ステンレス(SUS304)製のヘッドやチューブに加え、ダイヤフラムとバルブには耐薬品性に優れたフッ素樹脂(PTFE)やフッ素ゴム(FKM)を標準採用。化学的にデリケートな流体でも扱える構成となっています。
| 社名 | 株式会社IBS |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府吹田市穂波町12-43 |
| 営業時間・定休日 | 公式HPに記載なし |
| 電話番号 | 06-6155-6816 |
| 公式HP | https://product.ask-ibs.jp/ |
IBS の FD-2 シリーズは AC/DC 電源に対応する小型ダイヤフラムポンプで、呼び水不要の自吸性能とシールレス構造が特長です。工具レス分解による優れたメンテナンス性と幅広い薬液適合性により、排水処理や薬液移送など多彩な業務で使い勝手の良いポンプとして選ばれています。
ダイヤフラムポンプは防爆エリア・半導体製造・医薬・研究など目的ごとに最適機種が異なるため、流量・圧力・材質を比較しながら選定することが重要です。ページ下部の「海外メーカー3製品」の比較も参考に、用途別に最適なダイヤフラムポンプを検討してみてください。
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/wilden/)
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/almatec-futur/)
画像引用元:ジャパンマシナリー公式HP
(https://www.jmc.asia/products/quattroflow/)
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